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【個人事業主の資金調達】支払えない時どうする?借入や乗り切る方法

個人事業主の資金調達

壁紙・クロス職人が一人親方の個人事業主をしていると、取引先の支払いが悪く「材料代・買掛金」などの支払いができなくなる事もあります。

材料代や外注先への支払いが滞ると、今後の信用にかかわりますので支払は確実にしておきたいですよね。

この記事では、支払ができない時のピンチの乗り切り方や、不渡りや入金の遅れで、現金が足りない時の借り入れ方法を記事にしたいと思います。

ちなみに、事業用クレジットカードを用意しておくと「支払いサイト」をまたぐような時の資金繰りにも便利です。

取引先・支払先に相談する

借入を考える前に、確実な入金日が分かっているなら、取引先に相談する事が先決です。

売掛金の回収は相手にとっても一番の優先事項なので、回収できないという最悪の事態は避けたいのが当然です。

ですので、しっかりと支払う意思を示し、確実な支払日を伝える事で案外了承してくれる場合があります。

私自身も工事代金が未回収のまま潰れてしまった会社があったので、現金が足りなくなってしまった経験が数多くあります。

とはいえ、こちらに責任が無くても、支払を避ける事はできません。

そんな時には、事情を素直に伝える事で逆に信用が得られる事もあります。

支払いやお金に対して、日頃から誠実に対応しておけば「不測の事態の時」に役立ちます。

しかし、何度も繰り返し同じような相談をしていると、いくら誠実でも信用がなくなります。

またか…

と思われるようになると、あなた自身が雑に扱われるようになってしまう事もありますので、危ない仕事は初めから請けない事も大切です。

入金確認できないときの催促のタイミング【個人事業主の経営】振込予定日に入金がないときの催促を考える。支払日なのに振り込まれない時の対処法

借入をするならココがお勧め

ある程度の運転資金を持っていたとしても、大きな取引先が連続で潰れてしまうと、あっという間に運転資金が無くなってしまいます。

私の場合がこれでした。

取引先は、そこそこ大きな会社で安心していたのですが、潰れる時は一瞬です。

債権者は私だけではないので、裁判後に一部返金されるとしても微々たるもの。

売上は無かった事になってしまいます。

こうなってしまうと、借入を考えるしか方法がありません。

ここからは私が実際に借入した経験をお話します。

日本政策金融公庫

個人事業主が一番最初に相談するべき場所は「日本政策金融公庫」だと思います。

国の機関ですので、利息が本当に安いです。

個人事業主を助けてくれる救世主のような借入先ですが、融資を受けるには、申し込みをする必要があります。

インターネットからでも融資の申し込みができるようですので、必要でしたら下記のリンクから申し込んでください。

申し込みに必要なのは、借入申込書過去2期分の所得証明住民票実印です。

申し込みが終わったら、日本政策金融公庫の担当者と面談が行われます。

これに合格すると融資が受けられるという流れです。

詳しく知りたい方はこちらよりご覧ください。

国の機関とは言っても、融資が受けられるか決まるのは確定申告の内容です。

個人事業主なら、確定申告はしっかり行っておく事で困った時に助かります。

日本政策金融公庫での融資は、申し込みから実際に融資を受けられるまで2週間くらい必要でした。

借入するなら前もって計画しておくと良いと思います。

日本政策金融公庫では、返済が順調なら追加融資の提案があります。

私の場合、借入額の半分を返済した段階で、追加融資案内のハガキが届きました。

返済を確実に行う事で信用が付きますので、次に困った時には安心です。

信用金庫

日本政策金融公庫の審査に落ちてしまったら、お住まいの地域の信用金庫に相談して下さい。

信用金庫も個人事業主の強い味方です。

申し込みすると、信用保証組合の保証が得られるならと言う条件で融資が受けられます。

日本政策金融公庫や信用金庫は、一般的な銀行に比べると審査が通りやすいようです。

信用金庫の貸付でも過去2期分の所得証明が必要ですので、申告に不備がない事が求められます。

銀行

融資を受けるとなったら、銀行を一番最初に考える人も多いかと思いますが、個人事業主への事業資金の融資は通りにくいという話を耳にします。

付き合いのある銀行の担当者に相談すると案外簡単に融資してくれるかも知れません。

公的な機関や銀行で融資が受けられない場合、以下に紹介する金融会社に相談してみてはいかがでしょうか。

個人事業主が審査に落ちたら相談したい金融会社

日本政策金融公庫、信用金庫、銀行の融資が断られたときに知っておきたい会社を紹介します。

資金繰りに困ったら

資金繰りに困ってしまったら「借入」するのが一般的です。

とは言え、個人事業主の場合ではなかなか借入するのが大変だという話も沢山あります。

西日本にお住まいで資金の借入なら「MRF」

個人事業主でも借入しやすく金利も4%~と返しやすいMRFを紹介します。

  • 連帯保証人は原則不要で借入できます
  • 利息:4.00%~9.90%
  • 借入限度額:100万円~3億円
  • 融資対象エリア:兵庫県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、九州各県(沖縄を除く)に在住または事業拠点を構えている方

テレビCMもありますので、知ってる方も多いと思いますが他社で断られたという人も相談すれば良い返事が貰えるのではないでしょうか。


全国対応の資金調達なら「株式会社トライフィナンシャルサービス 」

全国の個人事業主に対応している「株式会社トライフィナンシャルサービス 」

スピーディーな融資にも応えてくれますが、借入限度額が300万円とやや低いのがネックです。

  • 来店不要で全国どこからでも申込が可能
  • 誰にも知られずお申込ができるキャッシングサービス
  • 最短30分のスピード審査
  • 即日キャッシング可能

このあたりが「株式会社トライフィナンシャルサービス 」の特徴です。


借入しない資金調達なら「資金調達プロ」

色んな事情で借入できない場合は「ファクタリング」での資金調達で解決できます。

ファクタリングを簡単に説明すると…

あなたが今持っている「売掛金」を買い取ってくれる資金調達法です。

つまり、まだ期限が来てない請求書をファクタリング会社に買い取ってもらい資金繰りするという方法です。

私のように支払いサイトの長い「手形決済」が多い建築関係の資金繰りでは良く見られ、良く利用されています。

下記の「資金調達プロ」は10秒カンタン審査であなたの持つ「売掛金」でどのくらいの金額を準備できるのか判断してくれます。

繰り返しですが、借入できない時は「ファクタリング」が便利です。

まとめ

個人事業主に限らず、大きな企業間でも不渡りや倒産のリスクはあります。

仕事を受注する上でのリスクは事業を営む以上避けては通れない事だと思います。

ということでこの記事は以上ですが、こちらの記事もおすすめです。

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