個人経営だと月末は入金確認や支払いでバタバタしますが、入金予定の取引先から振込の確認が取れないこともあります。
こんな場合は催促することになるのですが、どのタイミングで催促すれば良いのか迷ってしまうものです。
この記事では入金の催促のタイミングについて考えてみたいと思います。
入金がないときの対処法
コンビニで買い物するときのような、その都度お金のやり取りなら、締め日を考えることもなく入金確認の問題はないのですが、締め日がある取引はそういう訳にはいきません。
例えば「月末締め翌月末払い」は今月発生した売上を月末に一括請求し、翌月の月末に支払ってもらうということですが、末締め末払いは個人事業主に限った話ではなく、ごく一般的な方法です。
SNSにもある通り、会社員の給与でも下記のような場合が多くあります。
9月からの職場の契約を交わしてきたんだけど一つだけ見落としていたところがあって、給与が月末締めの翌月払いだったんだよね
心機一転ではあるけど9月も無給で頑張らさせていただきます— からふるらいふ (@colorfulife_m) 2018年8月28日
個人事業主の場合、取引先に嫌な印象を与えたくないため振込確認がとれないにも拘わらず相手の顔色を伺ってなかなか催促できないこともあります。
在宅の個人事業者として同業者の方と仕事のお話もしたいけど、個人事業者の方なら何度かは経験があるであろう(偏見)「やばい!今月入金がない!」をどうやって乗り切ったかとか、家と仕事のバランスをどうしているかとか、そういう話に興味があります。「在宅個人事業者パパの会」をしてみたい。
— ヒロ (@hero3050g) 2015年12月8日
仕事をもらうために入金がルーズでも我慢するべきか?
毎月安定した仕事量のある取引先を大切にしたいのは、ほぼすべての個人事業主が考えることだと思いますが、反対に入金がルーズな取引先からは大切にしてもらっているのでしょうか。
依頼する方が立場が上だと考えるのは日本の古い風習かもしれません。
仕事をするうえでは対等であるべきではないでしょうか。
本来であれば、無理難題に誠心誠意対応する業者に感謝こそあれ、入金しないという行為はもっての他だと感じます。
私の偏った意見かもしれませんが、このような取引先があるなら一度立ち止まって考えた方が良いかもしれません。
もしお金にルーズな業者を大切に考えているのなら、あなたの事業は失敗する可能性さえあると思います。
思い切って取引をやめることも視野に入れ行動しないと、締め日のたびに嫌な思いをすることになります。
【個人事業主】支払いの悪い取引先の仕事をやめて業績アップという記事ではそのあたりを詳しく解説しています。
入金がない取引先への催促するタイミング
入金確認がとれない取引先への催促ですが、入金がない理由はいくつかのケースが考えられます。
- 単純に入金を忘れている
- 入金できない事情がある
- 請求書を発行していない
- 銀行の時間外になってしまった
上記を順番に考え、催促のタイミングを考えてみます。
①単純に入金を忘れている
月末が週末にかかったり、祭日では金融機関の営業がないので入金はできません。
このような場合は前日に振込むのが常識ですが、うっかりすることは誰にでもあることですし、もしかすると今日が月末だということを忘れている場合もあるかもしれません。
結論としては、これを許すのかということになりますが、仕事の納期と照らし合せればいいと思います。
自分も納期を守れない事があったのなら許すべきですが、無理してでも期限内に納品していた事実があるなら許すべきではありません。
②入金できない事情がある
思わぬ事故にあったり、突然の不幸のような避けようのない事情は締め日だろうと関係なくやってきます。
お金の都合がつかないなどの事情なら尚更、前もって相談するべきことです。
事故や不幸の場合でも代理人に入金を頼むか、電話一本の連絡をする必要はあると思います。
いづれの事情にしても、何の連絡もなく入金しないのは仕事をする上での信頼を持てないのではないでしょうか。
③請求書を発行していない
入金確認ができない場合に注意が必要なのは自分のミスはないか?という事です。
請求書を送り忘れているのに催促してしまったら、失礼ですし自分の信用にかかわります。
なので、催促する前にはしっかり確認するよう十分な注意が必要です。
④銀行の時間外になってしまった
入金するつもりでも用事が長引き時間外になってしまったり、月末の混雑のせいで時間外になるケースは考えられます。
もちろんこれは前もって予測するべきことですが、思わぬ事態に仕方ないこともあるでしょう。
時間外の入金を責めるには十分な考慮が必要です。
以上の①~④のような入金がない理由を挙げましたが、結論として催促するタイミングは締め日の翌日に再度入金確認し、それでも確認できない時がベストなのではないでしょうか。
とくに③番目のような請求書を発行していないケースも考えられますので、催促するときにはこちらに非がないか確認することは大事です。
対応策:まとめ
入金確認の取れない取引先への催促のタイミングを常識の範囲内で考え記事にしました。
記事の最後に私の催促するタイミングを書こうと思います。
私の場合、締め日の2時までに入金確認が取れない場合は催促します。
まじめに仕事に向き合っていますので、取引相手にも厳しさを求めて当然だとの思いからです。
何回も繰り返すようなら、その後の取引を断るようにしています。
自分へのプラスになるはずがないからです。
少し偏った意見かもしれませんが、そうすることで支払いの悪い取引先はありません。
それによって安心して仕事ができますので、月末締め日のストレスもなく良い方向に進んでいると感じています。
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