親方
そろそろ独立を考えて準備しようと思ってるけど、何を準備すれば良いのか分からない….
そんなクロス屋さんにお答えします。
現場を一人で任されることも増え、仕事に対して自信がつけば「独立」も意識しますよね。
多くの先輩クロス屋さんも、そんな「独立」という道を歩いてきました。
独立後のことを考えるとワクワクしますか?..
「自分はどれだけできるだろう?」
「独立すれば収入が増えるだろうか?」
とはいえ、中には「仕事があるのか不安」という方もいるかも知れません。
そこで、この記事では
- クロス屋として独立ための順序
- 独立したら必要な物
- ここまで準備すれば完璧
このような内容をお伝えし、クロス職人として「独立」することへの不安を解消してもらえればと思います。
ちなみに、この記事では「道具」以外に必要なものを紹介しています。
クロス職人に必要な道具が知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。
【おすすめ】クロス屋が揃えたい道具!独立前に計画しようクロス屋として独立ための順序
クロス職人として「独立」を考えるなら、その意思を「師匠」「社長」「親方」に伝える必要があります。
突然「明日から独立します」というような不義理では人間的に成長が足りませんので、もうしばらく修行が必要です。
それでは、どのくらい事前に申告するのが良いのでしょうか。
私はこれまで「7人」の弟子を育ててきましたが、その経験から言うと…最低でも「1ヵ月」前には知っておきたいと感じます。
余裕をもって「3か月~半年」くらいあるといろんな準備ができますので助かりますが…。
とはいえ、いざ「独立したい」と伝えたなら、あまり長くも居づらいとは思います。
なので、独立に向けた準備を進めつつ、残った時間を過ごせば良いのではないでしょうか。
いま、一人親方として頑張っているクロス屋さんは、もれなく「独立」という道をたどってます。
しかし、独立の準備が甘く慌てた方も多いと思います。
ということで、次章では「独立」してバタバタ慌てないために用意しておきたいものを紹介します。
独立したら必要な物
それでは、独立後に必要な物を紹介します。
もちろん「独立前」に準備できるものが多いので、少しずつ始めていくと良いのではないでしょうか。
名刺
独立後は「自分」が代表者になりますので名刺は必須です。
名刺は自分の「顔」なので、しっかりしたものを用意するべきだと思います。
とはいえ、独立後すぐに必要になるのも「名刺」なので、デザインや名前で迷ってる時間はありません。
なので、独立前に準備しておくと時間的余裕が生まれます。
名刺といっても、インターネットで探せば「100枚で140円」という安価なサービスも見つかります。
具体的なサービスは
このあたりでOKです。
少し説明します。
プリスタ
プリスタという会社は業界最安値で名刺をつくれます「100枚で140円」という破格な値段なので、とにかく安く名刺を作りたいという方にはお勧めです。
- 参考:プリスタ公式サイト
カスタムデザイン名刺【whoo】
カスタムデザイン【whoo】は、誰でも簡単にオシャレな名刺が作成できるサービスです。
世界中のデザイナーが制作したデザインテンプレートを豊富に取り揃えています。
厚みのある高品質な紙を使用しており、個性的なスタイルの名刺が作成できます。
ちなみにですが、私の場合で年間100枚くらい名刺を配ってると思います。
印鑑・座版
独立後は、あなたの事業用の印鑑も必須です。
会社の印鑑を「座版]「社判」と言いますが、見積書や請求書を作るときには会社の印鑑が必要になります。
一般的には1週間程度で作れるようですが、忘れないうちに作っておけば安心です。
有名どころは
このあたりです。
はんこプレミアムは最短翌日で届くようですが、急がず「一生」使い続けるものなので良い物を作ることをお勧めします。
おすすめは「はんこプレミアム」高級印鑑から、安いものまで良い印鑑が作れると思います。
- 関連:はんこプレミアム
決済方法
決済方法というのは、あなたへの支払い方法の手段です。
独立後はあなた自身で集金することになりますので、多彩な決済方法の知識は必要です。
一般的なクロス屋さんの集金方法は
- 現金の手渡し
- 銀行振込
- 小切手
こんな感じだと思います。
いずれにしても、あなたの「会社名」が入った銀行口座が必要です。
しかし、上記の決済方法に加え「独立前」にぜひ用意したい決済方法があります。
- クレジット決済
- モバイル決済
こんな決済方法があるとメリットが大きいです。
その理由をお伝えします。
独立後、クレジット決済などに対応できると、一般の仕事が受注しやすくなります。
私自身も「クレジットカード決済」に対応して分かったのですが、思ってたより利用者が多いです。
クレジット決済なら、お客様は分割払いもできるので、金銭的負担が減るという事だと思います。
逆に、今後「クレジットカード決済」などができない商売は危険です。
ネットで家中の証明を選んでいたら、最後の決済で振り込みしかできなかった。クレジットがある店に移動した。値段が数百円違っても量が多いとクレジット決済できないだけでめんどい。
— アクセル@寺子屋式SEO (@axcel0901) 2015年12月16日
クレジットカード決済で店側が取られる手数料ってどこも3.25%程度です。この3%ちょいを取られるのが嫌だからクレジットを導入しない店は目に見えない「じゃ、行かない」という膨大な客を逃しているので、たぶん潰れます。変われない体質の会社って気の毒だよね。
— BLACKザ・タブー編集部 (@the_taboo_) 2018年7月25日
ツイートを見ても分かる通り、クレジット決済が出来ないだけでお客さんに敬遠されます。
スマホ決済やクレジット決済が気になる方は次の記事をどうぞ。
親方
開業届や会計処理
開業届は出さなくても営業できますが「税金」や「営業戦略」を考えると、開業届を提出した方がいいです。
つまり「儲かりやすい」という事です。
詳しく説明します。
個人事業主の所得は「事業所得」ですが、開業届を税務署に提出しない場合の所得は「雑所得」という分類です。
雑所得より、事業所得の方が税金上は有利となりますので「開業届」を税務署に提出するべきです。..という感じです。
収入を増やすために「独立」するのですから、節税にも興味を持つと良いですね。
ちなみに、自分では面倒という方には開業freeeという無料サービスがあります。
簡単な質問に答えるだけで「開業」に必要な書類を自動で作れます。
独立開業の準備をはじめたい方が多く利用しているサービスです。
その他にも「クロスの道具」や「車」などが考えられますが、誰でも思いつくものは省きます。
この章で紹介したものは全て「独立前」に準備できるものなので、ひとつずつ準備しておけば独立後に慌てないで済むと思います。
ここまで準備すれば完璧
ここまでは「独立後」に必ず必要なものを紹介しましたが、何と言っても「仕事」を準備するのが、いちばん重要ではないでしょうか?
独立後の仕事があるという方は良いのですが、まだ、仕事の「めどが立たない」という方は下記の関連記事も参考にしてください。
【厳選】仕事がないクロス職人は絶対にやるべき3つのことおまけ:知ってるとお得な情報
記事をご覧いただいたお礼にお得な情報をお届けします。
そんなにもったいぶる事でもないのですが、個人事業主が「amazon」で買い物するならビジネスアカウントを作るとお得です。
アマゾンビジネスアカウントを作ると…
- 会社のアカウントを作る事ができる
- 1ヶ月まとめ払いが出来る
- プライム会員でなくても「お急ぎ便」が使える
- 法人向け価格・数量割引もある
- 通常よりも価格の安いものがある
まとめ
独立を考えてるクロス屋さんへ向けた記事を書きました。
独立後には、いろいろなものが必要になりますが、この記事ではあえて忘れがちなものを紹介しました。
最後にまとめたいと思います。
独立後に必要だが、忘れがちなものは….
- 名刺・座版
- 銀行口座・決済方法
- 開業届の提出
こんな感じです。…ということで、この記事は以上です
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おすすめ記事:個人事業主でも無料でできるキャッシュレス導入