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【洋室・和室の床】ボコボコで抜けそうな床!今にも踏み抜きそうな床DIYと業者ではどちらが得なのか?プロが徹底解明します

床の画像

床板や畳がボコボコで床が抜けそうな物件は結構沢山あります。

私はリフォーム・インテリアが専門ですので、年間に数件はこういう案件に携わります。

自分でDIYしてみたいと言う方もチラホラいますので、この記事では自分でDIYの場合とリフォーム業者に任せた場合、どちらが安く直せるのかお伝えしたいと思います。

ちょうど良いい例がYahoo知恵袋に投稿されてましたので、その質問をもとに解答していこうと思います。

同じような症状の方は参考にして下さい。

ボコボコの床に対する質問内容

質問を引用します。

床がふわふわ?ベコベコです。お金をかけずに(最大限少なく!)直すにはどうしたらいいのでしょうか?

築30年くらいの中古住宅です。

畳の部屋も板が古くなったからか、湿気のせいか、畳の上を歩くと沈む感じがします。

床の部屋もそうです。床のしたにある格子の柱の上を平均台の上を歩くように生活しています。

このままだといつか床が抜けそうで怖いです。

お金がないので、どうにかお金をかけずに直したいです。
よろしくお願いします。

Yahoo知恵袋

質問内容を整理

質問内容をまとめたいと思います。

洋室・和室の床が抜けそうだが、お金をかけずに直したい。

かなり大雑把に整理するとこういう感じだと思います。

いまにも抜けそうなボコボコの床は、怪我をする前にとにかく早く直した方が賢明です。

穴の開いた床

いつまでも放置していると余計な出費が掛かるばかりではありません。

床が抜けてしまったら、大怪我してしまうかもしれません。

ベストアンサー

Yahoo知恵袋のベストアンサーを引用します。

素人レベルを超えてますが、根太を残しての施工なら可能でしょう。

根太のみ残して全部撤去(板のみ)。

根太が腐っていたら専門業者のほうがいいかも。

コンパネ(12.5mm)を張ります、その際釘ではなくコースレッド(木ネジ)で貼り付ける。(やわらかい木材では釘が効かない)

多分昔と今ではレベルが数ミリ狂うと思うのですが、調整は多分無理だと思います。

本来は根太の下でレベル調整を行いますので、数ミリ段差があっても良ければ実行してください。

予算があれば床下に防湿シート又は防湿材などの施工をしたほうが良いです。

あと工具も必要ですね。

のこぎり(手動か電動どちらか)、インパクトドライバー、又は充電ドリル、差し金、ハンマー、ドライバー等小物
自分でやれば数万円で出来ますね。

参考までに
コンパネ:1820×910 1500円位(高い方かな)
インパクト 20000円位(DIY用)
丸のこ 5000円~10000円位(DIY用)

ベストアンサーに選ばれた解答です。

DIYの場合、床面積にもよりますが4~5万円でDIYできるとの解答です。

注意が必要なのは、このベストアンサーでは「コンパネで補修」ということなので綺麗になるわけではありません。

分かりやすい画像をご覧ください。

コンパネで補修した床

コンパネなどの合板はあくまでも下地材なので、補修しただけではちょっと寂しい物があります。

DIYとリフォーム業者の比較

お金をかけたくないと言うのが前提の質問ですがDIY専門業者では金額にどのくらいの差があるのでしょうか。

床面積が分からないと比較できませんので「6畳の洋室という前提」で進めていきます。

DIYでの費用

専用の道具がないと難しいので、道具代金も考えます。

電動工具30,000円

床材36,000円

その他(釘やボンド)5,000円

人件費0円

合計71,000円

専門業者

専門業者といっても個人の大工さんなのか、リフォーム業者なのかで金額に差があります。

一般的な業者でフローリングの場合100,000円くらい

安い材料(CFシート)では60,000円くらい

このように価格を比較すると、以外にも大きな開きが無いことが分かります。

補修だけではなく、綺麗にしたいのならプロ・業者にお任せる方が良いのではないでしょうか。

床の業者を探す詳しい方法は下記サイトがおすすめです。

参考:【床の業者はこう探せ!】張替え・リフォームでコスパ最強の方法とは

DIYでお金をかけず床を修理する方法

業者に頼まず自分でDIYしたいとお考えの方もいると思いますので、DIYの方法も紹介します。

洋室の床の場合

DIYで考えるなら、既存の床板の上にカラーフロア等のフローリング材を重ね貼りする方が予算の節約に繋がります。

※根太がしっかりしている事が条件です

DIYの手順

実際の手順を書きます。

  1. 既存床板の上に防湿シートを敷きつめる。
  2. フローリング材を重ね貼りしていく。
  3. 敷居などに段差が出た場合、金物などで対応する。

簡単そうに見えますが、順番に説明していきます。

1番は湿気による腐食を抑えるために必要です。

重ね貼りする事で強度は増しますが、せっかく貼ったフロアーまで腐るのは避けたいので防湿シートを敷き詰めましょう。
既存の床からくる湿気を防いでくれる防湿シートです。
各ショップで購入できます

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フローリング材は金額も見た目も様々なので、自分が欲しい物を選ぶのが良いです。

重ね貼りで床の補強を目的にするのであれば、厚みがある物がオススメです。

自分でフローリングをDIYする人にオススメのフローリング材を各ショップで購入できます。
※各ショップのフローリング一覧ページにリンクしています。

動画による床の貼り方

上貼りの分かりやすい動画がありましたのでリンクしておきます。

和室の場合

和室の場合『畳の上を歩くと沈む』と言う事なので、下地が老朽化していると見て間違いないでしょう。

畳をめくると座板と呼ばれる板が敷き詰めてあると思います。
ホームセンターやDIYショップでも購入できます。
持ち帰るのが大変だと言う方はネット通販が便利です。


和室は畳を長持ちさせるためにコンパネ(合板)では無く、隙間が出来る座板を下地に使います。

隙間をつくる事で通気性がうまれ畳が長持ちします。

この座板を交換すれば畳の沈みは解消されるでしょう。

座板を取り替える際に、座板の下の根太も補強(根太を追加)すればベストだと思います。

座板の交換が出来たら畳を戻して完了です。

注意
既存座板と同じ厚みの座板を使いましょう

自分でDIYに自信がなければ、業界最安値の下記のような専門店を利用すると安価に直すことが出来ます。

まとめ

この記事では床のDIYを紹介しました。

畳と床板(フローリングなど)では構造が違いますので、そこを踏まえてDIYに取り組んで下さい。

DIYは大変そうだと思った方は、【最安値】フローリングの張替え業者を探すなら職人に直接頼むのが激安と言う記事もあるようです