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【値切るな】職人気質って何?この道30年の建築職人が考察してみます

建築の職人

親方

この道30年クロス職人の親方です

「職人気質(しょくにんかたぎ)」ってよく聞くけど、あなたはどんなイメージを受けますか?

「あの人は職人気質(しょくにんかたぎ)だ」

なんて言いますが、いったいどのような性格をしてるのでしょうか?…。

goo辞書に次の説明がありましたので転載してみます。

職人に特有の気質。自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする実直な性質。

これを見るとこんなイメージが思い浮かびます。

  • 融通が利かない
  • とっつきにくい
  • 頑固
  • 面倒くさそうな性格

実際のところは直接話してみないと分かりませんが、「親しい関係になりにくい」と多くの方が思うのではないでしょうか。

ちなみに、私は色んな人から「職人気質(しょくにんかたぎ)だねぇ」と言われますので、いろんな人に嫌われてるのかも知れませんw

ということで、この記事では私が考える職人気質(しょくにんかたぎ)を勝手に書いてみたいと思います。

職人気質(しょくにんかたぎ)は頑固じゃない

何かと生真面目で頑固な性格に思われがちな「職人気質(しょくにんかたぎ)」という言葉ですが、職人として仕事をしている方なら自分の仕事にプライドや誇りをもって取り組んでいるのではないでしょうか。

そんな気持ちを込めて以下のツイートを投下しました。

ツイートでは文字数に制限がありますので、少しだけ捕捉しつつ「安売りしない」という部分にフォーカスしたいと思います。

職人は良い仕事を提供するから喜ばれる

どっかの牛丼屋さんじゃありませんが「早い、安い、うまい」・・・職人の仕事でもこれが実現できれば最高です。

とはいえ、職人仕事で「早い、安い、うまい」を実現するのは厳しく、どこかを我慢するしかないと思います。

例えば、「安い」ことを実現するためには・・・

  • 材料費を削る
  • 技術料を削る
  • 経費を削る

このいずれかが必要になります。

つまり、品質が低下する可能性がある訳です。

これと同じく、「早い」を目指すことも「手抜き」や、焦るあまり「見落とし」が起こり品質の維持が困難になります。

しかし、品質の悪いものを提供されて喜ぶお客様は存在しません。

それどころか、「安い」や「早い」を提供しようと頑張った結果、クレームや手直しなんかを引き起こせば自分の信用を落としかねません。

要するに、「うまい」を追求することが職人の生きる道であり、他との差別化につながる最大の武器になる訳です。

結論として、「職人気質(しょくにんかたぎ)」とは、綺麗な仕事をするためには一切の妥協をしないという・・・

お客様に喜ばれつつ、自分の生きる道を確固たるものにする職人ならではの知恵だと言えるかもしれません。

値切られたら断る勇気も必要

突然ですが、職人をしているあなた・・・工事代金を値切られたことありませんか?

もう少し安くならない?

こんな直接的な値段交渉は一見すると当たり前のようにも思えますが、例えばコンビニで値切る客を見たことがあるでしょうか?

見たことないでしょうし、値切っても安くならないことは常識です。

では、なぜ職人仕事に値段交渉があるのでしょうか?

これは、職人さんの「労働賃金」や、「技術料」のような値段が曖昧なものに対する素人の勝手な見解です。

言うだけタダなので値切ってみよう

安くなればラッキー

これとは別に、値切る客のなかには「本気で値切きできる」と思ってる人もいるからびっくりします。

はっきり言えば、値切る客は「作業にかかる苦労」や、「手間暇かけて丹念に仕事する」価値を値引きができると思い込んでるところが怖いですよね。

ぶっちゃけ、自分ではできない仕事を職人さんに依頼する訳ですのでオマケがあっても良いくらいだと思います。

とはいえ、素人から見ると職人の技術料なんてそのレベルなのかもしれません。

そんな客の仕事は迷わず手抜きしてやりましょう。

「手抜きはプライドが許さない」

という職人気質(しょくにんかたぎ)の方は工事費用を値切るべきではありません。

なぜなら、材料費や経費は落とせませんので自分の培った技術料を安売りするしかないからです。

職人の価値を上げる最大の方法は「職人気質」

建築に関わる職人の評価や、社会的地位は決して高くないと思いますが、この評価を覆す唯一の手段が「職人気質(しょくにんかたぎ)」ではないかと思っています。

繰り返しになりますが、「自分の仕事にプライドと誇りを持ち技術料を決して値引きしない」ことがプロと素人の間に大きな壁を作ります。

プロの職人である以上、素人の即興ⅮⅠY仕事と同じレベルの仕事をしていてはいけません。

そのためにも、職人気質(しょくにんかたぎ)を貫く覚悟が必要ですし、職人気質(しょくにんかたぎ)が建築職人の地位向上につながるのではないでしょうか。

最後は私の個人的な希望というか願望になってしまいましたが・・

言いたいことはこんな感じです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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