親方
こんな疑問にクロス職人の親方が答えてみようと思います。
これからクロス職人(壁紙を張る仕事)になりたいという方に書いてみたいと思います。
この記事では
- クロス職人になる年齢的なこと
- クロス職人見習いの収入
- 独立までの期間
- クロス職人の将来性
このようなことに答えます。
クロス職人になるには年齢が重要か?
クロス職人になりたいけど、年齢的なことが気になり躊躇している方もいるのではないでしょうか。
現実的にどのくらいまでの年齢ならチャレンジできるのでしょうか。
先に結論をいいますが、私の知るクロス屋さんは42歳で弟子入りし45歳で独立しました。
何がいいたいのかというと、年齢を気にすることはないということです。
ただし、稼ぎたいという目的なら以下のことは最低でも考える必要があります。
- ①:一人前にならないと稼げない
- ②:一人前になるには3年くらい必要
これは書いてある通りですが捕捉します。
①一人前にならないと稼げない
クロス職人はクロスを貼ることで収入が発生しますので、貼れない見習いの期間はハッキリ言って稼げません。
具体的にいうと日給月給制である可能性が高く、収入的には10万~20万の間が一般的です。
1日6,000円の日給で25日の稼働ならば「15万円」このような感じかと思います。
教わる親方によって毎日仕事がない場合もありますので、修行期間の間は専門学校に通うくらいの気持ちが必要です。
②一人前になるには3年くらい必要
個人差(器用さ)や親方の考え方にもよりますが、一定の期間で一人前になれるという訳ではありません。
うまくコツがつかめず、覚えるまでの期間が長くかかる場合もありますし、すぐに一人前になれる可能性もあります。
要するに、器用で早く覚えたいという人は早く一人前になりますが、逆なら時間がかかるということです。
親方の考え方というのは、2年で独立させる親方もいますし10年修行させる親方もいるということです。
なので、年齢が高くてもクロス職人にはなれますが、稼げる期間を計算する必要があるのではないでしょうか。
このあたりについてはクロス職人の見習い・弟子の期間はどのくらい?早く一人前になりたい方に修行期間を教えます。という記事に詳しく書いています。
クロス職人の将来性
せっかくクロス職人になっても将来性がなければ意味がありません。
なので将来性についても結論からいいますが、個人差があり自分次第で大きく変わると言えます。
どういう事かというと、クロス職人として手に職を付けるということは「メリット」もあるし「デメリット」もあるということす。
手に職をつけるメリット
- 専門職なので高収入が期待できる
- 日本各地どこに行っても仕事ができる
- 独立後の事業拡大も夢ではない
手に職がつくメリットとして考えられるのは高収入が期待できるところです。
さらに、どんな環境になろうともクロス職人としての仕事内容は変わりません。
古い言い方をすると潰しが利くといったところです。
覚えてしまえば、やり方次第で月収100万円を超えることも可能です。
そしてデメリットは以下の通りです。
手に職をつけるデメリット
- 覚えるまでの期間が必要
- 独立後は営業力がないと仕事がない
- 仕事がないと収入がない
クロス職人には国家資格のような専門の資格は必要ありません。
資格自体は「技能士」というものがありますが。
なので、「医師」「先生」「弁護士」のような失業のリスクヘッジにはならないかもしれません。
分かりやすくいうと「クロス職人」だといっても「腕の良い職人」という必要があります。
独立後は自分で仕事を見つけることも必要なので、見習いのうちから得意先ができるよう将来を考えておく必要があります。
独立を視野に入れ、事業を大きくする目的があれば願いが叶う職業なので、個人差があり自分次第で大きく変わるといった結論になります。
付け加えますが、忙しい人は忙しく、景気の良い人は景気が良い。
暇な人は暇で…というのはどの業界にもあることなので、クロス職人にも同じことがいえると思います。
クロス職人の募集は?
上記で書いた内容が正直なところですが、クロス職人になりたいという場合はインターネットでの求人が現実的ではないでしょうか。
例えばクロス職人の求人「はたらいく」でも見つかりますので。
注意点として、親方次第で大きく左右されるのでゆっくり考えることをお勧めします。
関連記事にまとめたものがありますので参考にしてください。
まとめ
最後に分かりやすくまとめてみたいと思います。
- クロス職人になりたければ年齢は関係ない
- クロス職人見習いの収入は低い
- 独立までの期間は2年~10年
- クロス職人の将来性は自分次第で大きく変わる
こんな感じです
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