親方
恐縮ですがいまでは社長です。
今回はクロス職人から「経営者」になる手順を紹介します。
クロス職人をしていて「貼りたくないなぁ~」と思ったことありませんか?
…または「儲かる方法ないかなぁ~」でも良いです。
クロス職人だと、労働の割に稼げませんよね?…しかも、働けなくなったら収入もなくなります。
私は「クロス職人」でしたが、いつもそんなことを考えていました(笑)
私の結果からいうと経営者になったことで「収入」や「自由」な時間は増えましたが、きつい労働からは解放されました。
といっても「内装業界」で仕事してますので、転職したわけではありませんが…。
ということで、この記事では「クロス職人」から「経営者」になるための戦略をお伝えします。
- クロス職人をしつつ経営者を目指す
- 元請けになるための最速の道のり
- 経営者の考え方とは
- 売上を安定させる思考法
このような内容でお届けしますが、実際に私自身が成功してますので、この「記事」を読む価値はあるかと思います。
必要ないという方はご遠慮ください。
クロス職人をしつつ経営者を目指す
クロス職人から「経営者」を目指すわけですから、この記事を読む方のスタートは漏れなくクロス職人ということになります。
なので、これから「クロス職人」を目指したいという方は….
このあたりの記事がおすすめです。
それでは、本題に入りたいと思います。
早速ですが…
経営者として必要な資質は「野心」です。
わかりやすくいうと
- もっと稼ぎたいという「向上心」
- 貼れなくなったらどうしようという「危機感」
- 自由に生きたいという、きつい労働からの「解放」
このあたりを意識すると、クロス職人ではどうしても超えられない壁が見えてきます。
壁のある理由は、自分が労働することで収入を得ているからです。
つまり、あなたの労働以外の収入を作ることであなたが自由になります。
結論として「元請け」になり、仕事を外注すると
- 収入が増えるので「向上心」が満たされる
- 自分が貼らなくても良いので「危機感」が薄れる
- 仕事の束縛がなくなるので「開放感」を得られる
このようになります。…実際に私がそうです。
この業界では「元請け」が頂点なので「稼げる」し、「自由度」が高いといえます。
元請けになって感じるいちばんの変化は、嫌な仕事で消耗する必要がないということです。
控えめに言って居心地が良いですね。
いろいろな意見があると思いますが、私の中ではクロス職人が経営者になる最善の方法は「元請け」を目指すことだと感じています。
そして、元請けの仕事が増えてしまえば必然的に
元請け=経営者
という構図がみえてきます。
ということで、元請けになるまでの道のりを説明していきます。
これから独立を目指す
すべてのことに順序がありますが、いまはまだクロス職人の見習いで、これから独立して「個人事業主」になる方は次の記事が参考になると思います。
独立後のシナリオを描きながらご覧ください。
独立したばかりで仕事がない
長い見習い期間が終わり、一人親方のクロス職人として独立したあなた。
稼ぐために「経営者」になりたいけど、仕事がない…という方は下記の記事を読んで、まずは仕事を探してください。
仕事がない状態ではスタート地点にすら着けませんので。
手間請けでは稼げない?
そもそもですが、独立して仕事があれば「そこそこ」の収入はあると思います。
私がクロス職人だったころは、平均して月収50万円くらいは稼げていました。
とはいえ、仕事に追われる毎日です。
仕事が苦にならないという方は手間請けで良いと思いますが、もっと稼ぎたいなら「元請け」になるのが近道です。
そのあたりを知りたい方は下記関連記事をごらんください。
親方
詳しくはこの記事をどうぞ
これらの記事を全部読んだという方は次のステップを紹介します。
元請けになるための最速の道のり
順番は逆ですが、元請けになった後のことからお話しします。
ここを理解しておかないと「こんなはずじゃなかった」となりかねませんので…。
結論ですが、元請けになるとクロスを貼る時間がどんどんなくなります。
理由は
- 現場調査
- 見積書の作成
- 進行中の案件を点検・確認
- 打合せなど
こんな感じですね。
なので、あなたの代わりにクロスを貼ってくれる人を探す必要があります。
その方法は2つです。
- 弟子を雇う
- 外注を見つける
こんな感じになりますが、おすすめは「弟子」です。
理由は…
覚えるまでの初期投資が必要ですが、外注よりも価格を抑えることができます。
さらに、将来的に弟子の独立後は「外注」として仕事を頼めます。
このような理由から「元請け」へのスタートとして、弟子を雇う事からはじめるのが正解だと思います。
【弟子】クロス職人が見習いを取るタイミングや事業拡大の方法外注でもいいのですが、いきなり「元請けの仕事」しかしないという訳にはいきません。
弟子を育てつつ、じょじょに「元請け」の仕事を増やせばいいと思います。
ちなみに、元請けの仕事は下記の記事で見つかりますので参考にしてください。
【職人アシスト】稼ぐためにはインターネットで仕事を探すべき「評判・口コミをレビュー」その他にも、元請けの仕事は「知り合いからの紹介」などから広がりますので、飲み会や同窓会などに誘われたら親睦を深めつつ売り込んでください。
私が辿った道のりを見て自分なりにアレンジしたいという方は下記の記事で、これまでの経緯を紹介しています。
【自己紹介】クロス屋の親方が暇なクロス屋さんにアドバイス経営者の考え方とは
少しずつでも「元請け」の仕事が増えてきたら、効率的に利益を出す方法にも着手する必要があります。
その答えは「見積り」です。
見積りでは必ず利益を入れる
元請けを勧める理由として「1㎡貼ってなんぼ」の手間請けとの違いに、利益を取れることがあります。
ギリギリの単価で安請け合いしていては、外注さんや弟子に申し訳ありません。
それに、利益を出すことは悪いことではありません。
むしろ、高い単価だと「仕上り」にこだわりますので、お客さんにとってもプラスです。
そんな、見積りの作り方については下記の記事をご覧ください。
決済方法を増やし社会的信用を得る
社会的にカード決済やモバイル決済が普及してきました。
なので、あなたのビジネスでも決済方法を多様化する必要があります。
会社組織になると「決済手段の充実」は必須です。
あなたがもともとはクロス職人だとしても、お客さんには関係ありません。
決済方法が現金払いしかないのでは、せっかくのお客さんも逃げてしまいかねません。
個人事業主でも「かんたん」に「無料」でクレジット決済を導入できる会社がありますので、下記の記事をご覧ください。
【Square】個人事業主のカード決済導入におすすめ!無料でかんたん!売上を安定させる思考法
ありがたいことに、私は年間を通して忙しくさせていただいています。
といっても、自分の実力だとか、才能なんてものは微塵もありません。
結果的に私が成功した一番の要因を分析すると「思考法」だと思います。
結局ですが、自分が選ぶ道は「自分」が進みたい方なので、誰に指図を受ける訳でもありません。
そんなことを深く考えると、思考の重要さが分かります。
つまり、自分の考えた通りにしか人生は展開しないとなります。
このあたりを詳しく書いた記事もあわせてどうぞ。
【収入】クロス職人年収2倍!今を変えるとっておきの思考法思考法を理解したとしても、遊んでばかりいては仕事はなくなります。
なので、売上を安定させる最大の方法は「まじめに取り組む」ということになります。
話しはそれますが、お金は誰かに喜んでもらうことで流れてきます。
つまり、たくさんの人に喜んでもらえれば必然的にお金が集まるということです。
クロス工事で応用すると、綺麗に仕上がり、お客さんのニーズ以上に貢献すれば喜んでもらえます。
なので、誰かに喜んでもらうよう「まじめ」に考え行動することが売り上げの安定につながりますので、ぜひ実践してください。
まとめ
目指せ経営者ということで、クロス職人から「経営者」になる道のりを紹介してきました。
クロス職人も、経営者も両方体験した私から言えるのは、断然「経営者」の方がやりがいがあるし、楽しいということです。
自分も経営者になりたいという方は、ぜひこの記事を「ブックマーク」「お気に入り」に登録して何度も読み返してください。
こんな感じで、この記事を終わります。
おすすめ記事:個人事業主でも無料でできるキャッシュレス導入